ATOM隊とかあったね、シャープさん~鉄腕じゃないよ~
【Attack Team Of Market】 この頭文字をとってATOM隊と名付ける会社が日本にはあります。
そう、目の付け所がシャープという昨今の日本経済をひっかきまわした会社です。
シャープ 蚊取 空気清浄機 プラズマクラスター搭載 ブラック FU-GK50-B
- 出版社/メーカー: シャープ(SHARP)
- 発売日: 2016/04/23
- メディア: ホーム&キッチン
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ATOM隊の成り立ち
日本でATOM隊が誕生したのは東京オリンピック翌年の昭和40年。大量に発生したテレビの在庫の解消のため、商品知識のある製造・技術部門の担当者によって結成された。営業経験のない隊員たちは、徹底的に明るい挨拶やセールストークを叩き込まれた。脱落者も出たが、隊員たちの熱心な販売活動によって在庫は解消。その手法は現在も受け継がれている。
【変貌シャープ】韓国勢に対抗 伝説の営業部隊「ATOM隊」でアジア開拓(1/2ページ) - 産経WEST
既に誕生時点で今と同じ状況なんですね(笑)。とりあえずこの文面で気付かないといけないのは、「脱落者も出たが」です。ようするに根性論でたたき売ったわけです。
やれば出来る やらねばならぬ 目標必達
こういうのが会場には貼ってありましたね。。。今考えると大の大人が、暴力は無いにせよ大声出して、ロープレして、戦陣訓?だったか叫んで。
鴻海の会長の前でやる前に、日本国民の前でやれや!!
最近でも新入社員研修で一部企業が話題に上がりますが、そういった類の研修です。それを量販店の店員にメーカー側(シャープのATOM隊)が行うのです。
量販店の上の人たちはそういう時代に生きてきた
だからなのかもしれませんが、こういう事には肯定的な雰囲気を感じました。社会人としての心構えがない人間、スキルが無いなどこういった輩にはもしかしたら効果的なのかも。映画版ジャイアンのような人が多いような気がする。
まあ単純に上のいう事を聞く兵隊を作ることを、メーカーに委託して作ってもらってるような風にも思えないのですが。量販もメーカーもこれで双方に利益が上がればメリットがあったのでしょうが、先日からのニュースでそういう時代で無くなったことは事実です。
ATOM隊の研修ってどんなだったの??
こすもっぷも過去の記憶で探っているのですが、どうも思い出せない、きっとろくでもない思い出だからだろう(笑)。色々さがしたら出てきましたのでこんなのです。
日本人じゃないですね、海外でもやらせてるんでしょうか・・・。
とりあえず大勢の人間で大勢の人間の前で声出せ!だったような・・・。まあそういう研修ですよ、○将の研修と大して変わらないように思います。
思いを一つにすることは否定しないけど
馬鹿なことを大勢で一つになって大声出しても、それはそれで良い方向に向かうことはあるのかもしれません。ただこれらの研修の目的が依頼する側が、懲罰の意味を込めて人間を送り出すのはいけなかった。脅しで使うんですよね、この研修行かせるぞって・・・。
ATOM隊を作った人たちだって、そういう思いで発足させたんじゃないでしょうが。人材育成を軽視し続けてきた結果が巡り巡って、ブラックと叩かれ、外資に買収され。なんだかな~と思った次第です。
それはそうとしても、あの価格はなんなんだ(笑)。
21万って。。。。