築20年で価値がゼロになるんじゃない、築20年モノが価値ゼロなんだ。
本当に低いレベルの記事。
「日経」と名乗るのだから、日本国内においては一定の社会的責任を持ち記事を書いてほしい。
この記事はドイツと日本を並列に見ているため、日本独自の外的環境(多湿・地震など)を顧みていない。築20年の建物の基準が、今とどれだけ変わっているかもわかっていないでしょう。なお、新築建物の建築制限は地域によっては設けられています。
以前の記事でバブル期の建物がお勧めしないと書いたが、逆にバブル前の建物は逆転して価値が上がっている所もある。じゃあなぜ築20年モノが価値ゼロなのか。
リフォームしたら手抜き部分がばれる可能性が高いから!!!
- 地盤が緩い土地に建てたから、外壁が片側は膨れて逆側は剥がれている。
- 風呂をリフォームしようとしたら、キッチン下まで床下が腐ってた。
- 家が傾いたため、トイレの下水が流れにくくなった。
- マンションで排水管が漏れてて、壁紙から腐ってきた。
などなど沢山あります(実体験ですよ)。こういった事があるから、現場の業者さんですらリフォームしたがらないんです。これがバブル前の建物だと、一切とは言いませんがほとんどないんですよね。
じゃあ今の新築は?と言われると、リフォームを前提で作られている構造になっています。ただし新築で建てて問題ない土地が少ないために、元ため池や増水した際に水を逃がす土地などに建てられていることが問題になっています。
まあ投資って言って、大金を払うことに疑問??というのも何かおかしいなと感じるのですがね・・・