悪徳な輩はどこに潜んでいるかわからない~信義則で撃ち返した~
前回記事の信義則について、今回は実体験に基づいた記事です。
analyticsで調べてると、どうも私より年齢が若い読者層の模様。参考にしていただくのはよいのですが、あくまで反面教師として扱ってくださいね。
賃貸住宅の連帯保証人になったため
H氏という叔父のため、父とC叔父が連帯保証人として名を連ねた契約をしました。直近5年の間に家族に不幸(祖父母やC叔父)が有ったのです。このようなときにHは電話しても出ず、家に置手紙しても音沙汰無し。自分の家族の葬式にも出ないという不義理を働いていたのです。
さてある日実家に一本の電話が。Hが契約した住宅の管理会社からでした。
「家賃滞納が3年半続いている!!一括して払え!!!」
連帯保証人という日本の悪しき(クソ)商慣習
管理会社に出向いたところ、
『3年半Hに督促したが払ってもらえず、ついにはトンズラをかました。ゆえに連帯保証人である父に滞納分払う責任がある。なお一括払いが望ましいが、できないなら利息無しの分割で構わない』
と言ってきたのです。話を聞いて実家に戻ったところ、手書きで分割計算されたメモを渡されていて、父とその他家族はおろおろしてました。金額は○00万円くらいです。
腑に落ちないが、役に立たない弁護士
自治体の法律相談会や法テラスに行って話を聞いたのですが、「難しいですね~」「何とも言えない、当事者同士で~」と自分の金にならないことには一切役に立たない弁護士(笑)。まあそれで飯食ってるわけですからね~。
ただね普通の一般的な社会通念上、標準で最低に考えても、
手書きのメモで金払えってどうよ??っと(笑)。
どうも納得がいかず、気晴らしにゴルフの打ちっ放しに行ったのです。
1円も払うな、払わんかったらええねんで~(大阪弁)
もやもや打ってたら、友達(年齢は倍)のYさんが「相変わらずへたくそやな~」と声をかけてきた。そういやYさん元弁護士っていってたな~と思いだし、1メダル奢るから話聞いてくれとお願いしたら即OK 。元弁護士とはいえお小遣い制のため、奥様に懐を握られてるらしい。
Yさん「なんぼか払ったんか?」こすもっぷ「いえまだ1円も払ってないですね」
Yさん「それやったら大丈夫や。1円も払うな、払わんかったらええねんで~」
Yさん「そんなもん、1円でも払ったら責任認めることになるんや。3年半もほったらかしで責任もあるかいな~」
信義則で反撃開始!!
賃貸契約は通常2年ごとの更新(今回の契約書も記載あり)です。3年半分ということは滞納してる状態を連帯保証人に伝える報告義務を怠ったまま自動更新していた。
責任(保証人)に対する義務(管理会社)を怠ったのに、払う責任のみ課すのは不当。
これで突っぱねました(笑)。細かい内容ですが、このような判決例も出てる模様です。
滞納代金の取り立てに関しても、裁判所経由での強制執行以外方法がないのですよね~。
この件に関しては運が良かった
と感じざるを得ません。手書きのメモを渡された際に、手持ちの1000円でも渡せばアウトだったのです。継続的にこちらからHに連絡入れていたことも、契約書がこちらに残っていたことも幸いしました。
先日の私の記事でも書きましたが、高齢化社会はもはや日本においては真っ最中なのでしょう。こういった形で不当にお金を巻き上げる輩・方法は、残念ながら増えてくるのではと考えざるを得ません。
できればこのブログを見た方だけでも、私のような経験を起こさないことを願います。