たった３年されど３年 ～３年（１０００日）で時代は変わる～

 「石の上にも三年」ということわざであったり、新社会人さんは上司に「三年は辞めるなよ」とか言われたりするかもしれません。短いようで長くもある、びみょーな時間です。変わらないよ！と思った方、ちょっと遡ってみてください。（2月なんで2015年起点にします）

ざっくりと振り返る

• 2012年：民主党政権⇒安倍政権・IPS細胞でノーベル賞・スカイツリー竣工・シリア内戦本格化
• 2009年：自公政権⇒鳩山政権・エコポイント・オバマ政権誕生・世界の経済成長率第2次大戦後最悪（日本でのiPhone発売は前年）
• 2006年：小泉政権⇒安倍政権・ライブドアショック・地デジ放送全国スタート・WBC初開催・Google、YouTubeを買収
• 2003年：個人情報保護法、有事関連三法成立・iTunesMusicStore開始・イラク戦争開始

そんなこともあったなーと懐かしむかもしれません。ネット回線も2003年あたりから、ADSL⇒光ファイバー⇒1Gbps光⇒モバイルWi－Fi⇒SIMフリー・フリーWi－Fiと変化しています。携帯などの変化はもっと顕著ですね。

もっと深く歴史を振り返る

• 参与会議（1864年）⇒大政奉還（1867年）：薩長同盟から倒幕、明治新政府への流れ
• 本能寺の変（1582年）⇒羽柴秀吉関白宣下（1585年）：豊臣姓を賜るのは翌年
• 関ケ原の戦い（1600年）⇒徳川家康への征夷大将軍宣旨（1603年）：豊臣政権から徳川幕府への移行
• 平清盛死去（1181年）⇒壇ノ浦の戦い（1185年）：平家滅亡まで約4年
• 南北戦争（1861年⇒1865年）：約4年アメリカ内での戦争

下2つは4年ですが事実上の決着は3年超、3～4年で世の中は簡単にひっくり返ることが今も昔も変わらないのです。これを背景に見れば、衆議院4年（解散有）・参議院6年（解散無）・アメリカ大統領4年は合理的な時間です。変化に対応できる時間を、本来は与えられてるのですから。

3年留まるのではなく

3年先のことなど誰もわかりません、わかるなら教えてください。もしかしたらシャ○プと○芝が奇跡の復活を遂げているかもしれませんし、アッ○ルやグ○グルは没落しているかもしれないのです（ないとは思いますけどね）。

何かを自分の武器にするには3年あれば十分です。遊んでも、旅行しても、本を読んでも食べて飲んでも、何もしないよりよほどいいのです。意外なところで、自分の身を助けることになるもの。

というわけで、昨日の真田丸と自分の経験を基に書いてみました。長々とありがとうございます。